1. トップ
  2. お役立ち情報
  3. ビジネスフォンの基礎知識
  4. ビジネスフォンの配線の種類とメリット・デメリット

投稿日:
2019/05/08

ビジネスフォンの配線の種類とメリット・デメリット

オフィスで活躍しているビジネスフォンは、主装置と子機の2種類の機器によって成り立っていて、使用するためには主装置と子機をつなぐための配線工事が必要です。その方法は大きく「スター配線」、「バス配線」、「LAN配線」の3つがあり、それぞれメリットやデメリットに違いがあります。オフィスの規模や業務内容によってどの配線方法がベストなのかは異なりますので、まずはそれぞれの特徴をきちんと理解しておくことが大切でしょう。というわけで今回は、オフィスで使用するビジネスフォンの配線の種類と、配線工事について詳しく解説していきます。

ビジネスフォンの配線の種類とメリット・デメリット

ビジネスフォンの配線の仕組み

ビジネスフォンというのはその名の通り、オフィスで使われることを前提に作られた電話機のことです。同じ番号で複数の人が同時に通話することができ、内線や転送、会議電話といったビジネスシーンで役立つ便利な機能が豊富に付いているため、その導入方法は家庭で使用する固定電話とは大きく異なります。
家庭用の固定電話はモジュラージャックと電話機を電話線で繋ぐだけですが、ビジネスフォンを使う場合には、ビジネスフォン専用の電話機が必要なのはもちろん、主装置とビジネスフォンをつなぐ電話線をオフィスの床や壁に這わせる配線工事も不可欠です。ビジネスフォンの設置・設定には専門的な知識が求められるため、通信機器のトラブルを防ぐためにも、新設や増設、移設の際には専門業者に依頼することをおすすめします。

ビジネスフォンの配線の種類とメリット・デメリット

ビジネスフォンというのは、電話番号を管理する「主装置」と、主装置から外線を伝達してもらう「電話機(子機)」の2つの機械から成り立っています。主装置と電話機は電話線によって繋がれているのですが、この配線方法にはいくつかの種類があって配線方法によってメリットやデメリットが異なるのです。ここでは、以下の3つの配線方法をピックアップし、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

スター配線

「スター配線」というのは、現在多くのメーカーが採用している接続方法です。ビジネスフォンの主装置から電話機(子機)まで、1台につき1本の配線で繋ぐという特徴があります。スター配線のメリットは、何と言ってもメンテナンスが楽であるということ。主装置から複数の配線によって電話機(子機)につながっているため、万が一いずれかの電話機が故障や断線をしてしまったとしても、問題のある箇所の特定が簡単で、他の電話機への影響もありません。また、設計や導入が比較的簡単なため、社員数に合わせて回線数を増やす際の負担も少ないというメリットがあります。
その一方で、主装置と電話機(子機)を一本ずつ繋いでいくため配線が多数必要で、パソコンを使っている場合にはLAN配線と電話配線のそれぞれを敷設しなくてはいけないというデメリットも。とはいえ、トラブルに対する耐久性の高さは企業にとって大きな魅力のため、スター配線を採用しているメーカーが多いのも事実です。

バス配線

スター配線が1台につき1台の配線で主装置と電話機(子機)を繋ぐのに対し、「バス配線」は主装置と電話機を1本の配線でつなぎ、その電話機からまた別の電話機というように、直列で繋いでいくのが特徴です。1本の配線で8台まで繋ぐことができるため、スター配線と比べてトータルでの配線本数が少なくて済むというメリットがあります。ただし、配線の途中で問題が起こった場合には、その問題箇所以降の電話機が使えなくなってしまうというデメリットも。 1本の配線で複数の電話機をつないでいるため、問題箇所の特定にも時間を要するため、トラブルに対する耐久性には不安が残ります。ちなみに、この配線方法を採用しているのはNTTだけです。

LAN配線

「スター配線」と「バス配線」では主装置に電話回線を使用しているのに対し、「LAN配線」はその名の通りLAN回線を使って接続します。IP多機能ビジネスフォンに使われる方法で、1本の配線にHUBを用いて複数台の電話機(子機)を接続するのが特徴です。社内で使っているパソコンのネットワークと統合して一元管理ができ、ビジネスフォン用の配線とパソコン用の配線を分ける必要がないため、配線本数を大幅に削減することができます。給電アダプタと電源を接続する必要があるため、設置場所が制限されてしまう可能性があるという点がデメリットと言えるでしょう。

ビジネスフォンの配線工事の一般的な流れ

では、実際にビジネスフォンを導入する場合、配線工事はどのような手順で行われるのでしょう。一般的な流れを詳しく説明していきます。

1.配線工事の業者を選定

ビジネスフォンの導入には専門的な知識が必要なため、専門業者に依頼する必要があります。配線工事料金などの見積もりを取り、業者を選定しましょう。

2.事前の打ち合わせ

業者が決まったら、実際にオフィスを見てもらいレイアウトなどを説明します。同時に、必要な回線数などについても具体的に打ち合わせをしていきましょう。

3.配線工事

タイルカーペットやフローリングなどオフィスの床の形状に合わせて最適なケーブルを使って配線工事を行います。

4.電話機の設置、主装置の設定

主装置、電話機を設置し動作確認を行います。

オフィス環境や使う電話機によって配線方法は変わります。ビジネスフォンの新設や増設、移設をする場合は上記を参考に適切な配線工事を行いましょう。